
高耐圧のケミコンの防爆弁が開きかかっていました。先の記事の50 Singleの中に使っていたセラファイン高耐圧品なのですがそんなに長時間使用したわけでもなく過電圧も逆電圧も加えたわけではありません。
この防爆弁、電解液が高温になりコンデンサー内圧が上がって爆発するのを防ぐために内部圧力がかかると開くのですが見ての通りもっこり開きかけてます。怖ろしいなあ。割れた防爆弁ゴムの形状はちょうどエイリアンの卵が開き始めた形にそっくり。熱い電解液を浴びる気は有りませんから早速替わりのブロックケミコンを秋葉原にて調達しました。こちらは台湾TMC製です。危険な状態の高級コンデンサより中華新品の方が何ぼかましです。
エルナーのセラファイン500V 100uF x2ですが気になって同時期に買った他の同規格のものも見たらやはり開きかけてます。どちらも一度は半田付けもし電圧を掛けて使用していますから新品というわけではないのですがこれまで使ってきたケミコン(ニッケミほか)ではこんなことはおきてません。これはどうもこのセラファイン高耐圧ケミコンシリーズに共通の問題かも知れませんね。
実は現在使用しているDACにもセラファインを使っていますので心配になりDAC電源のセラファイン防爆弁を確認しました。
35V 33000uF のセラファインは問題ナシでした。

それにしてもセラファインだけでも14本も並んでいる電源はわれながら過激ですなあ。
久々にDAC電源の中身を見ました。このDAC殆ど常時通電したままです。なんとも無くてほっとしました。
