Körting 20㎝ユニット

 Körting　20㎝ユニット　

これは隠れた名器ですね。音の鮮度が高く、反応が素晴らしい。

低域も後面開放バッフルで十分出てくる。上の帯域も十分でツイーター要らず。

フレームはアルミダイカストみたいだが、構造がほかのどれにも似ていない。

eBayで初めて出品をみた。で、迷わず落札。

マグネットの塗装が金色と銀色。音はよくそろっている。

固定具は自作木製。既存の自作20㎝ユニット用バッフルでちょうど良い加減で取付できた。

パワーアンプはパラレルワールド(LM4562　9パラ)で鳴らしているがこれでもう充分か。

Siemens の　6Ruf lsp 15pとこのままでも比肩できる。

出品の名前にKörtingと書かれていなかったのでライバル陣は見落としたかな？

ほかの入札者もなく手に入ったのは奇跡的かも。249EUR＋送料63EUR

固定金具が入っていなかったのであとから送ってもらった。

円安€高は堪えるけどまだまだドイツユニット蒐集の旅？は続きそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=FZv-FKrqLA8

６Ruf lsp 24p 鳴らしてみた。

 フィールドコイル用の電源を出してきて　6Ruf lsp 24p の動作確認。

いざ鳴らしてみると問題あり。

ガサガサノイズが付きまとう。原因はフェノリックダンパーとボイスコイルボビンの接着がおかしいと目星をつけて接着。

大分低減されたがまだどこかが引っ掛かっている。そこでダンパーの調整。

2点止め薄いベーク板を止めた固定ナットが緩んでいてビビリ音が出る。

むき出しのポールピースとボビンの間にスペーサーを挟んで調整。
何度かやり直してようやく聞くに堪える状態になった。

下の写真はフィールド用電源。Stereo用の片側利用。WesternElectricの

ブリッジダイオード整流のあとチョークは10H100mA 2段でCは25uFフィルム。

別のSPに用意した電源なので規格の電流70mAを流すにはAC115V ほどを加える必要があった。

TELEFUNKEN おシャンティなスピーカー

前から気になっていて一度聞いてみたいと思っていたTELEFUNKENのRS-1？

結構きれいな個体で期待していたが、鳴らしてみた感想は、、、

うーん残念ながらうちでは当面出番はないなあ。ま、比べる相手がね。KL307辺りだと歯が立たないよね。さっさとStockケース行。

デザインはすごくいいんで使いたかったのだけどなあ。

$199USD＋送料で$280.79USD

中身のユニットはたぶん違うメーカー製。音は差はない。

謎なのは見えているコンデンサー。信号からフレームにCで

落としている。TELEFUNKENのユニットは信号片側からアースに落としているのはラジオ用で見かけるがコンデンサーで落としている理由がわからない。

 

６Ruf lsp 24p

 励磁　Siemensはコーン紙の修復が雑。

もともとのテープはひどすぎるので取り除いてあちこちの破れを修復。

破れたままの方があとの修理はしやすいのにね。今度励磁用の電源を発掘して試運転しようかな。

コーン紙の状態が悪いので誰も入札せず、安値で落札。EUR65＋送料

またおひとり様傷ありが増えたｗ

KLANGFILM KL L 309

 クラングフィルムの壁面取付SP.

中身は６Ruf lsp 15pだけどすごいシミ。壁面掃除の洗剤がかかったのかと想像する。どんなところの壁についていたのだろうか。塗られた白い壁塗料とかほこりがすごい。

分厚いアルミダイカストで重い。分解して徹底掃除済。

もう1個手に入れたら壁につけて鳴らしたいが重さが半端ない。5.7㎏

$290USD＋送料

音は全く問題なし。エッジが使い込まれていて良く鳴る。

美品過ぎて保管したままのユニットだとめざめるのに時間がかかる個体があるが、

この15pははじめからご機嫌よろし。

なかなか次のもう1ユニットが出てこないだろうな。