土曜日, 10月 27, 2007

LEICA Meter MR4, MC

ここのところLEICA のExporsuer Meterを買っている。
いつもSekonicのL-158を持ち歩いているが、さすがに面倒なので、
一念発起?してeBayで入札、手に入れたのは
MCとMR4 1つずつ。さすがに古いものなので あちこちに問題がある。
まずMC Meterの弱点はセレンの劣化。これはLEICAに限らず
セレンを使っているMeterの場合に非常に多い。 
MRの方はCdSなので動くのだがこちらには別の問題がある。
MR Meterの電池はPX-625だが水銀を使っていたため昨今の
環境保護の活動から世界的に水銀電池の生産そのものが廃止された。
元の電圧値は1.35Vだが代替の電池は1.5Vだったり放電特性が異なったりしている。
形状が同じPX625U(アルカリ)だと電圧が合わないし、放電特性も異なっており、
読み取り値が正しくない。 ASA 感度の設定を2絞り分移動すると
ほぼ同じ値になるようだ。


LEICA MC Meter + LEICA M2 + Summaron !;3.5 35mm
さまになるMC Meter. ただしこのMeterは高感度のポジションしか動かなかった。
ADRAMAは返金しようかといってきたが、送料のほうが高いので割に合わないため
返品は見送りにするつもり。
現在、一度分解して確認したが、ハンダ付けや接点等は正常に見える。
回路を追ったが、感度の切り替えは外付け抵抗の切り替えだけなのか、
それともセレンの全部と半分の切り替えもやっているのかわからなかった。
で、研究用にもう1台MC不動品を買った。 
こいつが届いたら中身を解析して太陽電池で動くようにする予定。
以前LEICA Meter2の修理でソーラー電卓の太陽電池と不良セレン素子を
置き換えたがこちらは適当な修理だったので値が今のところ合っていない。
まじめに解析していないため
今回は本気で修理しようと思う。100均の電卓をまた買って来よっと。

こちらはLEICA MR4 Meter. カメラはM3 Single Stroke レンズはSummaron 2.8 35mm
水銀電池が手に入らない。 このメーターで正しい露出を図るためには
空気亜鉛電池MRB625を探すのが最適解だが結構値段が高い(600円程度)のと、一度開封するとどんどん空気が亜鉛と反応して放電してしまうこと。(まだ使った事がないが、使用しないときはシールで蓋をして延命させるらしい)

LR-44電池をSBRで降圧させて1.35Vにするアダプターは2900円するしMR Meterの電池室形状を改造(4200円)しないといけないと関東のWEBには書いてある。金額も内容も不満足な話だ。

そこでとりあえず八王子のヨドバシにあったP625Uを入れたが今の新品電池だと1.52V出ている。

この電圧だと 2絞り分低い値が出てきている。
都内のカメラ屋に行ったときに 空気亜鉛電池を探しておきたい。

水曜日, 10月 10, 2007

ESOTERIC P2s修理 対策の効果

底板に穴を開けて対策してからへそを曲げたかお灸に懲りたか
良い子になって一向に発生しなかった不調が、 久々に再発。
毎日CDを掛けていたが良い子にしていたので感心していたが持病が
再発した。先日の穴あけ対策からちょうど10日目だ。

さっきふと気が付くと閉まっていたはずのトレイが外にすべて出た位置に
出ている。もうこうなると回復作業をしないとこの位置に必ず戻る。
PlayボタンでCDをLOADさせても、 Closeを押してもいったん入った
トレイが出てきてしまい、演奏状態に入らない。
CDクランプ機構の位置センサーがベルトの緩みで正常に検出できず
クランプ動作開始にならないためにこの不具合状態におちる。
クランプ駆動プーリーの位置を少し動かすと解決する事はこれまでの
確認でわかっており、この回復作業を簡単に実行できるように底板に
穴を開けておいた。
この穴がないとP2sをラックから出して8本もの底板固定ねじをはずし、
プーリーを動かして回復させる手順が必要だ。実際にやるとこれは
えらい手間で、不具合の発生が 頻繁だとたまったものではない。
底にあけた20mm径の穴はこの手間を 激減させた。

回復作業は以下のとおり。
1. Closeを押して、トレイが完全に引き込まれた瞬間に電源OFF
2. 本体を10センチほど前に引き出す。
3. 底板の穴から指を入れ、 プーリーを少し廻してやる。
4.  P2sをラックの元の位置に戻す。
5. 電源SW ON 

回復操作はこれだけ。30秒もかからない。まったく狙い通りである。
この対策の効果は大である。

月曜日, 10月 08, 2007

残念なNews

今日大変残念なNewsが入ってきました。
阿部典史選手が交通事故で亡くなったそうです。
たまたまCable TVでインタビューの映像を最近見ていただけに
なんともいえない気持ちです。 ご冥福をお祈りいたします。

Summaron 35mm 1:2.8 作例



LEICA M3 Summaron 1:2.8 35mm 眼鏡付き DNP-200 EPSON GT-X750

Summaron 2.8のテストを兼ねて近所の公園に散歩に行ってきました。
Summaron 3.5との違いをあれこれ言うほど撮っていないので何ですが、
お気に入りのレンズになりそうです。

木曜日, 10月 04, 2007

ステレオアダプタ バルナックライカ用


台座の左がIIIf Blackダイアル 黒鏡胴のJupiter12 35mm F2.8, 右がIIIa Jupiter-12白鏡胴

このブログのサブタイトルはStereo Cameraと真空管なのに
最近LEICAの35mmカメラばかりでちょっと反省。
そこで今回はバルナックライカを2台使ったStereo Cameraです。
Jupiter-12は色違いですが同じレンズで、ソビカメレンズとしては有名なものです。
はじめてみると後ろの玉の出っ張り方はビックリします。
正像と逆像のビドム(本当は正像のほうはVIOOH)を載せています。
このステレオアダプタは結構凝っていて、水準器を備えています。そして水準をあわせるための
調節ダイヤルを持っています。
また、対象物が2台のカメラの中心になるようにはさみ角度を可変できるようになっています。
すごく凝っていてTestしてみたいのは山々ですが、まだ必要な道具が足りずに
実戦投入できていません。2005年の9月に26USD, 送料コミで55USDで買ったものです。
もう2年も寝てますね。
足りない道具とは、ダブルレリーズで、バルナックライカの特殊シャッターに適合する
レリーズすらまだ手に入っておらず、暗礁に乗り上げています。
しゃらくさい限りですが仕方ありません。
そういえば、先日の世界の中古カメラフェアでLEICAのステマーを見かけましたが
とても手の出る金額ではありませんでした。(60万円超)

水曜日, 10月 03, 2007

Summaron 35mm 1:2.8

昨日届いた3本目のSummaron
3本並ぶとこんな感じです。
試写は週末に。