月曜日, 11月 30, 2009

防爆弁が、、



高耐圧のケミコンの防爆弁が開きかかっていました。先の記事の50 Singleの中に使っていたセラファイン高耐圧品なのですがそんなに長時間使用したわけでもなく過電圧も逆電圧も加えたわけではありません。
この防爆弁、電解液が高温になりコンデンサー内圧が上がって爆発するのを防ぐために内部圧力がかかると開くのですが見ての通りもっこり開きかけてます。怖ろしいなあ。割れた防爆弁ゴムの形状はちょうどエイリアンの卵が開き始めた形にそっくり。熱い電解液を浴びる気は有りませんから早速替わりのブロックケミコンを秋葉原にて調達しました。こちらは台湾TMC製です。危険な状態の高級コンデンサより中華新品の方が何ぼかましです。
エルナーのセラファイン500V 100uF x2ですが気になって同時期に買った他の同規格のものも見たらやはり開きかけてます。どちらも一度は半田付けもし電圧を掛けて使用していますから新品というわけではないのですがこれまで使ってきたケミコン(ニッケミほか)ではこんなことはおきてません。これはどうもこのセラファイン高耐圧ケミコンシリーズに共通の問題かも知れませんね。
実は現在使用しているDACにもセラファインを使っていますので心配になりDAC電源のセラファイン防爆弁を確認しました。
35V 33000uF のセラファインは問題ナシでした。


それにしてもセラファインだけでも14本も並んでいる電源はわれながら過激ですなあ。
久々にDAC電源の中身を見ました。このDAC殆ど常時通電したままです。なんとも無くてほっとしました。

日曜日, 11月 29, 2009

50 Single アンプ動作開始





長らく作りかけで放置していた50 Single Stereo Ampですが、先日の6P14Pアンプの余勢を借って鳴り出すところまで持ち込みました。
元々の回路では50は定電流源だったのですが思い通り動かず、次にAC点火を行っていましたが、どうもハムレベルが下がらずでした。またB電源回路は電圧が思い通りのところに行かず整流管を5Z3にしたり、83で試したりしましたが結局5R4でやることにしていたのにまあ放置してきたわけです。
ヒーターは可変レギュレータLM338の定電圧回路に。7.5VACからDC7.5Vを作り出すのに2.5Vを2巻き線持っているトランスをシャーシ内に追加。
元の7.5VとあわせてAC10.0Vを供給し所定のDC7.5Vで動作させました。
530V の両波整流巻き線は電圧が高すぎるので、抵抗をかませて押さえ込みます。
高圧整流回路のブロックケミコンにセラファインを入れていたのですが防爆弁が開きかかってました。
後日、別途報告したいと思います。
高圧巻き線の端子部での断線を見つけて修理したり結構大変な修正箇所もありましたが乗り越えて音だし中です。このつくりかけだったアンプはBLOGに前回登場したのが2007年1月で、http://metalicglassdays.blogspot.com/2007/01/amp.html
このときすでに3年放置してたのですから6年近く殆ど放置、時々いじり、また放置としてきたことになります。
趣味のことなのでどんなに時間がかかってもいいといえばいいのですがいい加減にしないといけないですなあ。はははは。

まだ聞き始めたばかりですが音離れが良いのと、音に勢いがあるように感じます。

土曜日, 11月 07, 2009

試作アンプはとりあえず鳴り出しました。






パーツ取り付けが終わってそのまま放置していた試作アンプですが、今日ようやく時間をとって火入れ調整始めました。現在UL接続で鳴らしてます。
電圧の確認、ブリーダー抵抗の変更、NFの接続など、一通り行いましたが、6BL8/ECF80はどうも予定の電圧にならないようで、もう少しいじる必要があるかもしれません。
とりあえず、普通に音が出ているようなので追い込みはまた次にしてしばらくエージングします。