格安だった理由はVoice Coilが低い周波数でこすれるという問題ありユニットだったためです。
売主は先のペア購入元と同じ。外見は少々錆の進行が多いようですが殆ど同じ状態です。
コーン紙の外観は非常にきれいです。
デカールはEla L 6 1262となっています。L6後継機のL8と同じフレームですがこのユニット製造時には L6 として出荷されたことは間違いなさそうです。 でもこの表示以外はどうみてもL8なんですね。謎かな。
さて、問題のボイスコイルのこすれですが、確かに30~50Hzあたりで盛大にこすれてました。
Test CDで連続的に40Hz周辺で音出ししながら調整しました。
サスペンションダンパーを固定しているネジ4個がマグネットの根元に見えてます。
これを一旦緩めて位置を調整していくことでこすれは解消しました。
少々コツと根気は必要で、小汗はかきましたが最終的にかなりの入力を放り込んでもこすれなくなってます。まずはめでたしです。