水曜日, 9月 26, 2018

ES9038PRO DAC

中華BdベースでのDAC製作ですが、ES9038Q2Mの出来が良くて2台作成したところです。さらにES9038PROはどうかと手を出して作成してきましたがようやく目途がついてエージング中になりました。
購入したBd:
https://www.ebay.com/itm/ES9038-ES9038PRO-DAC-DSD-Decoder-board-HIFI-Audio-TCXO-remote-control/132482229967?ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT&var=431830184360&_trksid=p2060353.m1438.l2649

XMOS付きを選択してます。

使ったケース:
https://www.ebay.com/itm/Blank-Aluminum-Enclosure-Preamplifier-Chassis-Power-Amp-House-DIY-Case-Mini-Box/272468656195?ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT&_trksid=p2060353.m1438.l2649

使ったトランス:
https://www.ebay.com/itm/1pc-30VA-30W-15V-2-6V-2-R-Core-Transformer-for-preamp-DAC-ES9038-ES9038PRO/142441550942?ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT&_trksid=p2060353.m1438.l2649

今までのES9038Q2MではRasPiを内蔵させてましたが今回のBdではケースの外でRaspBerryPi3ModelB+ と HifiberryDigi+ProでCOAXでの運用としました。


 フロントは8㎜厚アルミで加工が結構大変でした。プッシュスイッチは手元にあった真鍮棒で奥のBdに連結。


リアは3㎜厚。端子は下段右から電源IN,COAXーIN ,OPT-IN,USB-IN,BALOUTーL,BALOUT-R,UNBALOUT-L,UNBALOUT-Rとなります。


電源トランスを側壁につけてます。このケースだとおなか一杯状態かな。

ここまでは7月にはできていたのですが、OPAmpを換えてみるとどうもおかしい。
もともとのIV部 NE5532、BAL-> UNBAL部 NE5534だとわかりにくいけどこれをOPA627AU(Dual to mono)にすると音割れが起こる。これは手持ちのほかの
Dual OPAmpのどれでも起こる。そしてDACの出力をES9038PRO側で12dB 絞ると起こらない。
そもそもES9038PROのDAC資料にあたってないのはまずかろうと思い、調べました。

ES9038PROはこれまでのES9028PROとかES9018からDACを4倍束ねていることで
性能を向上させている、そして分かったこと:
①ES9028PROの回路定数からIV抵抗は1/4にすること
②IV用OPAmpは電流出力を70mA 程度まで出せるものを選定すること

このBdはそもそもES9028PRO用のものをピンコンパチのES9038PROに転用している。
抵抗値もあってない。普通のOPAmpではIVしきれない。

ということで、抵抗値調整。現在750//750//3.2kで337ohm。
OPAmpはいっそのことと思い、100mA 程度は出せるLH0032CをDual-monoで
起用することに。

Dual-mono基板:
https://www.ebay.com/itm/1x-Dual-Metal-Can-to-DIP-adapter-Dual-to-Mono-OPAMP-Converter-DIY-Fit-for-LH0032/120968916494?ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT&_trksid=p2060353.m2749.l2649

これがなかなか届かず。1月半ほどかかりました。
Dual-monoのはんだ付けは予想以上に大変でした。完成物が2500円ほどするのは
妥当かも。



LH0032Cはかなり熱くなるので銅のヒートシンクを付けてみました。


ただいまエージング中です。
ES9038Q2M2号機と比べてみるとES9038PROの音がより立体的な印象です。

水曜日, 9月 05, 2018

Siemens 6 Ruf lsp 15g

3月にSiemens の10インチを買って少しだけ鳴らしました。6Ruf lsp 15m
と同じくフェノリックスパイダーダンパーでマグネットがDEWのもの。
音は15mと同じ傾向で聴き分けが付きません。買ってよかった。
650 USD+送料77USDでした。








木曜日, 6月 07, 2018

ES9038Q2M試作DACその2

前回の木製DACが好調なので、今度はケース入りで製作しました。
ラズパイではなく、ASUS TinkerboadでVolumio2 2.387を使用。

ケースはこちら。
https://www.ebay.com/itm/Blank-Aluminum-Enclosure-Preamplifier-Chassis-Power-Amp-House-DIY-Case-Mini-Box/272468656195?ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT&_trksid=p2060353.m1438.l2649

XMOSはこちら。
https://www.ebay.com/itm/New-XMOS-XU208-asynchronous-USB-digital-converter-DSD-upgrade-SITIME-crystal/132304798160?ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT&_trksid=p2060353.m1438.l2649




Tinkerboadの上にHifiberryDigi+Proを載せていますが、これはVolumio2の
都合で撤去。



側板(4㎜アルミ板)もHDMIの穴をあけてあります。WiFiが飛びやすい?ように大穴。
普段はデルリン板で蓋しておく。


電源は別電源から+5Vと±15Vを供給。


側板取るとこんな感じ。サブシャーシにのせている。空地は将来の拡張用。


Tinkerboard用のVolumio2にはHifiberryDigi+Proの選択肢がないことが分かり、
作戦変更です。TinkerboardからはI2Sで出力させて、XMOSはCOAXから
出すことにしました。TinkerbordにもI2S端子があるのですが、試したら
DACでLockしない状態でした。


正面のパネルは8㎜厚で穴あけが大変なのでパイロットランプあたりだけにしようかと
思いつつ未加工。


XMOSからのSPDIF信号はいったん出てからまた本体に入っていく。


LANは無線LANのみでも行けそうだけど有線で。


今回は入れ物もしっかりと作って、かなり格好の良い外観になりました。
Tinkerboard、動作が安定していて気に入りました。
それにしてもES9038Q2Mは高品位の音をやすやすと出すチップ。
そのうちES9038Proにも手を出しそうです。

水曜日, 6月 06, 2018

ES9038Q2M試作DACその1

合板のブレッドボードで第1号の表記DACを制作。
使用したDAC部はこれ。
https://www.ebay.com/itm/ES9038-Q2M-DAC-DSD-Decoder-Support-IIS-DSD-384KHz-Coaxial-Fiber-DOP/272844357070?ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT&_trksid=p2060353.m1438.l2649

RaspberryPi 3からHifiBerryDigi+Proで同軸出力。
https://www.amazon.com/gp/product/B01MZZRM1V/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

USB入力はAmaneroからI2Sで接続。使ったAmaneroはこれ。
https://www.ebay.com/itm/Italy-Amanero-USB-IIS-Combo384-module-USB-to-IIS-adapter-DSD512-PCM384K/272563718243?ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT&_trksid=p2060353.m1438.l2649

電源はNetで入手した電源Bd。±15Vは LM317/LM337 +5Vは可変3端子Regを
LT1083にして供給できる電流をUp。LT1083は発熱が多く、外に放熱器を
追加。トランスは2台ともMさんに昔もらったTAMURA製。左側は±20V1.25Aトランス
。右側は±8V3.5A トランス。

Volumio2 VER2.389 で運転中。
曲名表示が出ない点が現Versionの問題点かな。


 I2S,COAX,OPTの3種類の入力をES9038Q2Mにて受けられるのは隔世の感あり。
このDACは各所でたいへん評判が良いので使ったが噂通りだった。


LT1083用の放熱板。人肌ほどの温度で安定している。初めに小さめの放熱器で使ったら
かなり熱を持ったので追加工した。
電源コンセントはラズパイの電源アダプタを挿せるようにつけてある。
今は内蔵アナログ電源から+5V を入れてあるので今はただのタップ(便利だw)。


左上隅のRCAがHifiDigi+ProのCOAX出力。右隅のCOAX入力に接続。
左隅下はLasPiのLANソケット。隣がLasPiのUSB。
このDACBdは電子VRがあり、VRをつけてみた。
セレクターSWはI2S,OPT,COAXの入力切替。
中央右がAmaneroのUSB入力。

木工ボード上の電子工作は加工が楽だった。昔のまな板ラジオ的な工作。
Bdの固定は下穴開けてタップ立ててねじ止め。スペーサーはプラの丸い管から
その都度切り出して使用。

このDACBdで2号機製作顛末は次回に。



月曜日, 3月 12, 2018

その後試したSP達。1年分くらい。

ここ1年程更新して来ませんでした。
先日母の1周忌も終えて少し書く気になって振り返り。


Funkwerk 10インチ


ちょっとだけ聴きました。暗めの印象ですがTelefunken L8のほうが好みです。
そのうち聴き返すかも。
300USD +送料$95 45974円

SABA 10インチ

SABAについて一度も試してなかったのですが私には個性的過ぎてあまり気に入らず。
Vocalの出音がちょっと、、

159€+送料€48 25353円

Gurundig 8インチ


結構期待したのですがSiemensの敵ではないなあ。
$185+送料$75 30019円

Siemens 8インチ 6Ruf lsp 14a


これは高いけど価値ありでした。並みいるSiemens Telefunken を押しのけて
現在のメインSPに収まってます。
$549+送料$85 74267円

Telefunken  Fieldcoil 10インチ Bv657a



久々のフィールドタイプです。
Siemens 14aと比べるのはかわいそうです。
$349+送料$98 52556円