月曜日, 12月 31, 2012

Graetz BV8070 励磁スピーカー(2)

Graetzの励磁スピーカーを小さめのバッフルに付けてみました。
そのかわり年末の掃除はサボりました。←コラァ~。
裸で鳴らしていたときよりぐっと低域は出てきますね。
台座はまだ用意してないので立てかけてあるだけです。


切り替えて聴けるSPが4種。左Chの様子。
左上の濃い色のがScanspeak+RevenR2.0リボン。 
その下がSiemens lsp22c 2発+2405。
奥がALTEC604E
そして手前右がTest中のGraetz BV8070
現在Siemens lsp22c 2発+JBL
2405がもっとも稼動。
Scanspeak+R2.0はほぼ出番なし。



Graetzはドイツ系とはいえ、幾分ゆったり柔らかな鳴り方をするようです。
Siemensのきりっとしたあいまいさのない音とは違います。
Graetzだと音量に限りがあるので昼間に大き目の音で聴くときはSiemensに任せます。
Graetzは夜中に音量絞って50Singleで鳴らしていると心地よいなぁ。

音に迷い始めたらいったんALTEC604Eに戻って確認。
やはり私にとって604E はリファレンスSPです。

木曜日, 12月 20, 2012

Graetz BV8070 励磁スピーカー

先日出来心で落札したGraets Radio Bv 8070 励磁スピーカーですが、ようやくテスト運転を始めました。 Graetz Radioという会社はドイツの古いラジオメーカーのようです。検索して調べてみると様々な変遷を経て現在のNOKIAにつながっているようです。


Graetz の画像を探してみてもどれもSiemensLSP22cのようなフェルト等の緩衝材はついてませんでした。
フランジのふちには接着剤の痕跡もあるのでユニット取り外し時に捨てられているのかもしれませんね。フレームじか付けはなんとなく避けたいので取り付ける前に対策を考えます。
ということでバッフルとの固定に100均の絨毯マットを切り抜いてフランジとの間に挟めるようにしてみました。


ボイスコイルの引き出し端子に鳩目がついているのですが、ここの固定がいまいちでコーン紙がゆがんでます。


励磁電源がないと動作確認ができないため励磁電源を作成しました。手持ち部品のみで構成したため新規部品は購入してません。
手持ちの2X10端材の上に部品を取り付けてやっつけ工作。古代のまな板ラジオ的なまな板励磁です。


メーターパネルはアルミのあまり板に穴あけして取り付け。1mm厚のアルミは加工も簡単です。
別の用途のためにコの字に折り曲げた材料を転用。


電圧計はスイッチで左右切り替えです。フルスケール500Vはちょっと合っていないのですが有り合わせなのでまあいいことにしてます。ネオンランプ入りのプッシュSWが再利用されてます。30年以上前のジャンクSWの再登板です。私が高校生のときに最初に組んだEQプリアンプのSWですからストック中で最古クラスかも。


励磁電源回路は結局こうなりました。ペイントでかいたテキトーな回路図です。


トランスは以前共同購入した特注トランス。本来は半導体アンプの電源にするところですが20V両波2回路を直列にして80V 0.2A ACをつくります。 はじめは17.5V5Aを直列にしてましたが、電圧不足のためやむなく小電流側を使用。ありあわせの流用トランスですのでまあ仕方ないですね。
チョークコイルも以前共同購入して多数持っていたものを使用してます。3段にしていたのですが、電圧不足でやむなく2段に。後10Vほど入力AC電圧が高ければよかったのですが仕方ありません。
フィルター用のコンデンサーはASCの200V 25uFフィルムです。これはイーディオ様がLCネットワーク用に仕入れたものを分けていただいていたものです。
ブリッジダイオードも隠れた名品らしいWE492Aを使ってます。
電流計、電圧計ともはるか昔に買っていたものですが秋葉原のどこかで買ったくらいの記憶しかないです。端子盤は以前に大阪の日本橋に遠征したときにジャンクで入手したもの。
まあ有り合わせとはいいながら結構高級部品?で構成。手を入れるなら電源トランスを独立させて
電圧計もGNDを分離してやればよいかなとも思います。チョーク3段で配置したものの電圧不足で撤去したため空き地があります。入力電圧がもう少しあれば空き地に増設してもいいのですが、、、まあコイル起因のハムも出てませんのでとりあえずはこれでいいことにしておきます。(面倒くさくなった)

Graetz Bv8070の励磁回路定格は
950ohm 76V 80mA 6.08W 
となっているようです。

結果的には 
80V 76mA  6.08W
となっていて電流値が少し小さいようですがちょうど定格6Wの電力が供給されている模様ですのでこれが落としどころかな。

昨夜一晩励磁電流を流しておきましたが磁気回路やヨーク部を触るとほんのり暖かい程度の温度でした。

例によって現在バッフル無しで音だし中です。
能率はLSP22c 2発よりかなり低い感じですがユニットのみでかなり良い感じで鳴ってます。
もうしばらく鳴らしてみます。




火曜日, 12月 11, 2012

Flexaret VI フィルム傷対策

試写で残念だったFlexaret VIについて少々手を入れてみました。

検索してFlexaretVIでの作例を探すと時々同じような縦筋がついたものがあり、同様な問題を持つ個体があることは間違いなさそうです。
傷はフィルム感光面についてますからフィルムが当たる場所が傷の元凶となっていると推理できます。で、FlexaretVIのフィルム面に接触するのは3箇所。経路順に
①フィルムの巻き止め機構のついた軸(以下の軸径はイー加減にノギスで測った参考値)
  外側がゴムローラー9.2mm、次がアルミ9.0mm、その次が黒アルマイト8.9mm、茶色ゴム5.3mm、中心の黒棒4.8mm
②撮影部開口入り口の2.6mm軸(多分ステンレス棒)
③撮影部開口出口の2.6mm軸(多分ステンレス棒)

①のゴムローラーはフィルム感光面に当たっているものの撮影範囲外の外側です。
一方アルミの9mmと黒アルマイト8.9mmは位置的にこすれている箇所の可能性はかなりあります。
②③のいずれもフィルム面と必ず接しますからもしこの軸が廻らなかったら傷をつける箇所になります。
対策として
①のアルミ軸、黒アルマイト軸のバリ取り実施。
②③のステンレス棒の磨きと軸部分に微量の注油。
ステンレス軸そばのフレームダイキャストの面取り(念のため)

これで試してみます。



フィルム感光面はオートマット?のローラー、ステンレス軸を経て撮影エリアに届き、出口のステンレス軸を経て巻き取られます。


オートマット?の軸 <黒ゴムーアルミー黒ー茶ゴムー黒ー茶ゴムー黒ーアルミー黒ゴム>
傷の位置から推測するとアルミと黒が最も怪しい。フィルム感光面に近接してこの部分がある理由が今ひとつ釈然としない。
外側の黒ゴムローラーは経時変化している可能性はありますが交換部品などもちろんありません。
フィルム送りやカウンタの動作も正常ですからこのまま使用します。
茶ゴムは径も小さいし傷の位置から見ても無実と思われます。35mmフィルム用の機構ですね。


②③のステンレスの軸が傷の原因の可能性もあるためこの軸も磨いて注油しておきます。
最初の段階では少し引っかかって廻りにくくまた軸にかすかな凸凹もあったためここが原因の可能性も捨て切れません。
対策後に触った感じでは(フィルムの巻き上げ移動で回転していく)本来の動きはしそうです。


あ、もちろん真似して壊しても当方は責任は持ちませんのであしからず。
サテ、試写に行きますか。

土曜日, 12月 08, 2012

Zodiak-8 試写

Zodiak-8 30mm F3.5を試してみました。6X6版のカメラはどうしても大きく重くなるので持ち出すきっかけが必要ですが、今回は重い腰がこのレンズで上がりました。
2年稼動しなかったKIEV-60TTL出動です。


畑にトンビ。ごみのようにしか写らない。


林の中。木々が湾曲。


広い範囲が写るので、自分の影まで入ってます。


かなり斜めになっている。

魚眼レンズはなかなか面白いけど水平だしや構図には気をつけないといけないですね。

今回使用したフィルムはコダックのポジですが、120フィルムの買い置きはもう残り10本のみです。
KR-64がなくなったときにも残念でしたが、KODAKのポジフィルムがこのままなくなってしまうのは
残念至極。何とか存続してほしかったなあと思いますが、生産も終了しているのでThe Endですね。
現実問題、KODAKに現像してもらえるうちに使わないといけないなあ。

KIEV-60はあちこちでコマかぶり問題が報告されているのですが私の機体では発生せずに撮れました。
ただ詳しく見ると外枠に写りこみの影が出てますね。カメラ内のあちこちに内部反射防止の植毛紙を自分で貼ってあるのですが、どうも左上の影はそれが原因らしい。
早速怪しい植毛紙を取り去りました。次回のフィルムで直っているかどうか確認することにします。

KIEV-60TTL Zodiak-8 30mmF3.5  
KODAK E100G  
EPSON GT-X750

Flexaret 試写

先日届いたFlexaret VI を試してみましたが、残念な結果に。

近所の畑。



画面の左右に縦筋が付き捲り。カメラのどこかでこすれるようです。
カメラの中のフィルム経路に問題があるのかな?

Flexalet Belar 80mm F3.5
FOMAPAN 100
EPSON GT-X750

月曜日, 12月 03, 2012

Zodiak-8 到着

Kiev-60TTLにつける魚眼広角レンズがウクライナから届きました。
Zodiak-8 30mmF3.5 ロシアレンズです。



これでKiev-60をボディとするラインアップが増加。


左から
Carl Zweiss Jena Sonnar 180mm F2.8
Carl Zweiss Jena Biometar 80mm F2.8
ARSENAL ARSAT C 80mm F2.8
Carl Zweiss Jena Biometar 120mm F2.8
Carl Zweiss Jena Flektogon 50mm F4
KIEV-60についているのが今回加わった
ARSENAL ZODIAK-8 30mm F3.5

天気が悪い日が続いてますので試写はお預けです。
追記:試写画像

もし次に買うならSonnarかJupiterの250mmかRubinar 600mmミラーレンズかな。


火曜日, 11月 27, 2012

ウッドデッキ拡張工事2012

市役所がごみの収集方法を変えたため使われなくなっていたごみ集積所が敷地に隣接してありましたが、今回ウッドデッキを拡張しました。市がごみ集積所を逐次希望者に譲渡していることがわかって、夏前から手続きをしていましたが9月にようやく取得が終わりました。
そしていよいよ拡張工事実施です。


工事前の元の状態。
数年前まで近所の数軒がこの集積所を利用していて、ごみ収集時にカラス避けのネットを掛けてました。集積所を使わなくなり各戸別収集になったあともネットは放置状態でした。
朝顔のプランターはグリーンカーテンのために置かせてもらってましたがまあ無駄な空間でした。
この集積所があるため、写真正面のデッキと右側のメインのデッキとの間は狭い場所を通らないと行き来できず大変窮屈でした。青いネットの上に見えているラティスと建物本体の間は35cmほどしかなく、
台所の窓を開けると通行できないという状態が10年以上続いてきました。


さらに奥に続くデッキ屋根は苦情もいただいておりました。冬に雪が積もった後は隣家に雪が落ちてしまうためです。
また、裏口から道路に出るためには隣家の駐車場にいったん降りて通らせていただかないといけないこともあり、申し訳なく肩身の狭い思いをしてました。
これらを一挙に解決しようと以下5つの目的を実現する工事をしました。(ほぼ一人で完工)

①裏口から道路に出入りする自前の階段を設置する。
②デッキの拡張で2箇所のデッキ間の往来を楽にする。
③裏のデッキの屋根構造を変更して雪が隣家に落ちないようにする。
④別の場所に出していた当家のごみはこの元集積所に変更する。
⑤屋根は拡張箇所をカバーするようにする。


まずはジスクグラインダーでコンクリートブロックを切断、中の鉄筋も切断して階段を形成します。
下の段は手抜きで、元々あったU字溝3個を2段に重ねてます。これで最初の問題は解決。


旧屋根撤去。晴れの日が続くのを見計らって取り去りました。


集積所のブロック塀に土台となる米栂を加工して載せます。写真ではその土台の上にさらに仮設の板を渡して脚立を置き高所工事をしてます。
敷地の隅に米栂の土台柱を立てて、2つのデッキの屋根構造をつなぎます。左に見えているのが米栂の土台柱。プラスチックの束で支えます。
この柱を建てるのが難所の一つで、ここだけは嫁の手助けを必要としました。
柱が倒れないように支えてもらうことで無事切り抜けました。この材は重いので一人では無理がありました。
追加したデッキ屋根はメインデッキの屋根と同じ勾配で追加してゆきます。



垂木は再利用しているためちょっと汚い。デッキ屋根は2X4材3本ずつが棟となってます。


もう一つの難所は雨どいの取り付け。高所なので、考えながら無理せず付けていきます。
メインデッキの雨どいを延長してつなげています。


ポリカーボネート波板を載せていきます。





屋根がついた直後に雨。まだ拡張部分のデッキは出来てません。道路の向こうのお宅の駐車場が丸見え状態です。 この先屋根さえあれば、作業はずいぶん楽になります。


上の写真で右側の柱を建てます。すでに土台があるため作業は一人で出来ます。
この柱はラティスの支えと扉の支えの仕事をしてます。
上は棟板に固定、下は土台の柱とボルトで止めて万全にしてあります。
さくさくとデッキを張り、既存のラティスを移動。
三角形の黄色い箇所が増設部です。手持ちの材を混ぜながら変化をつけてます。(実は材料節約です)


扉もつけました。内側と外側どちらからでも開閉できるヒンジにより両開きです。
このヒンジはスプリング入りのためどちらから開いても元の位置に戻ります。


裏口のデッキは高さがそろっているためラクに通ることが出来ます。
外へは階段を下りながらラティスの扉を押して出て行けます。


この新しいラティスは今回初めて使うタイプですが、薄いので頼りないけど仕方ありません。
保持のための材料をプランジルーターで彫ります。2X4をテーブルソーで2本に割いて溝彫り。







こんな外観になりました。これでもう隣家に迷惑を掛けないで出入りできるようになりました。
雨の日も濡れないでごみだし出来ると嫁には好評です。
目的のミッションはクリアしてともかく完成。

火曜日, 11月 13, 2012

Flexaret VI 到着

ずっと気になっていたFlexaretですが、ついポちっとしてしまいました。
グレーのVI型を入手。ebayで落札、PayPalで支払いのいつものコースです。


グレーの外装がいい感じです。プラスチックのキャップもチープだけどおしゃれな感じ。


ファインダーもデザイン良く出来てますね。真ん中の銀色の部分は36mmフィルム時の枠になってます。






もう一台の所有TLR ローライフレックスと並べたところ。
殆ど大きさは変わりません。




試写が楽しみです。
追記:試写結果

月曜日, 10月 29, 2012

パスタのレシピ


先日作ったパスタです。もう15年程も前から時々作っています。今回レシピ公開。

にんにくのスライスを焦げないようにローストするのが肝。
それさえうまく出来れば他は段取りだけ。
我が家では定番のトマトとなすベーコンのスパゲッティ。
材料:パスタ人数分、ナス1人1~2個程度、トマト缶1、ベーコン一人2枚程度、
    にんにく、輪切り唐辛子、オリーブオイル、塩、黒胡椒、ベイリーフ、オレガノ、塩
    トッピングの海苔、パセリ、チーズなど適当

①にんにくをスライス、ナスを輪切り、水にいったんさらしてあくをとってから水きりしておく。
  湯を沸かし塩を入れてパスタをゆでる準備をしておく。
  以下、具の作業と並行でパスタをゆでる。
  乾麺の袋の茹で時間マイナス30秒を設定するとほぼアルデンテになる。
②にんにくを火に掛ける前にオリーブオイルを入れる。
③フライパンを傾けて弱火でロースト。あくまでゆっくりと。ここで強火で作るとおいしくならない。
  途中で輪切り唐辛子を入れる。
④焦げなくてかりっとしたときを見計らい、にんにくと唐辛子をを油から手早く出す。
  早すぎるとかりっとしないし、遅れると黒こげでおいしくなくなる。
⑤ベーコンを入れ、中火で火を通す。油からこれも取り出しておく。
⑥ナスをガーリックオイルでしんなりするまでいためる。
⑦取っておいたベーコン、缶入りトマトを投入、ガーリックの一つまみとコンソメ、ベイリーフを加え煮ていく。
⑧オレガノ、黒胡椒でアジを整える。
⑨並行してゆでていたパスタを加え、和える。
⑩塩気が足りないなら茹で汁を加え調整。
⑪盛りつけ。海苔、取っておいたフライドガーリック、チーズ、パセリなど適当に。

家族には毎回大変好評です。
ガーリックオイルを作る部分が共通で、他のパスタにも応用できます。
ベーコンだけだとぺペロンチーノオリオリョ、
卵黄とクリームを火を止めてから入れれば、カルボナーラ、
季節の魚介や野菜で作るのもいいですしね。
④の揚げ加減の箇所が一番難しい。
道具はご家庭のなべとフライパンで充分です。

とにかくおいしく出来た時は最高に楽しいですよ。皆さんも挑戦されてはいかが?

土曜日, 10月 27, 2012

キンモクセイが散りました



2階の自室からデッキの屋根の上に散ったキンモクセイが見えます。
今年の開花から散るまでの期間は長かったように思います。

6月に単身赴任から戻ってもう4ヶ月、小さな庭の草木の変化を見続けてます。
こまごました日々の生活に伴う心の感性はやっと取り戻しつつあります。
同時に始まった職探しは相変わらずで返送される履歴書ばかり、滅入る事も多いですが
出来ることなら自宅から通えるところに生活の糧を得たいと思います。

土曜日, 10月 20, 2012

KLANGFILM SIEMENS lsp28a ツイータ到着

SIEMENSのツイータがドイツから到着しました。




さっそくlsp22cとつないで音出ししてみました。とりあえず2uFでつないでみましたが、上の方の音域は出ていない様に聴こえます。
JBL2405で慣れてしまっているせいか物足りない感じ。つなぎ方をもう少し試してみないといけないようです。