火曜日, 9月 25, 2012

スピーカーボックスの板取

床板用針葉樹合板(ネダノン)2枚で作ったKlangfilm Siemens 6Ruf lsp22c 2個入り箱の板取りを載せておきます。


完成形はこちら
もともと裏蓋用2枚と交換用のフロント板2枚(予備)を板取りに入れていたのですが、後面開放箱にしたため440x600の板4枚が余ってしまう結果になりました。まあ使い道はこれからきっと出てくるでしょう。天板/底板用の予備は台座に流用しました。
以下の簡単な計算式からfoを求めます。(出典)


fo=4250/L
(Lは平面バッフル時のSP中心から板の端までの長さcm)

後面開放箱だと、折り返してあるものを伸ばしたと仮定して計算するので
L=バッフル幅/2+奥行き

L=22+29.3=51.3
fo=4250/51.3≒82.8

だいたい83Hzといったところでしょうか。
聴感上はもっと下から出ている感じですがまあ充分な量感があるのでよいことにしてます。
組み立てノウハウはまた別の機会に。

ツイーター追加(続き)

JBL 2405をeBayで買いました。3万ちょっと。
19日に支払って即日配送、昨日着きましたので5日で到着です。速いなあ。
早速中身の確認と掃除です。

奥側の2本は元々所持している2405です。


説明どうり、バックプレートは無し。中心の真鍮マイナスネジはセンターイコライザを止めてます。


ネジ4本でここまで分解。この後、注意しながらセンターイコライザを外して確認します。


掃除はやわらかい箸(正月に使う白木の丸箸がよい)にセロテープの糊面を表に出してつけてそっと取ります。粘着性を少し落とすため、指で触って加減を調整するのが吉。
ブロアーでごみを飛ばし、吸い寄せられた鉄ごみをセロテープで採取。
この先はボイスコイルの半田を外してギャップ清掃までするかどうかですが、センターポールに錆び汚れなども見当たらないし今回はここまでとしました。
汚くなっているフレームを軽く掃除し黒の塗料をタッチアップしてきれいにします。
プロ用の機器は本当にメンテナンスしやすく出来てますね。
これでリビングのシステムに2405を戻せます。

木曜日, 9月 20, 2012

ツイーター追加

高域を補強したいKLANGFILM SIEMENS 6Ruf lsp22cツインですが、仮にJBL 2405 16Ohmを付けてみました。
結果は想像以上に効果的ですね。これはいいなあ。仮設定のため、2マイクロを介してパラっているだけですが大きく化けましたね。定評もあるし使い慣れた2405は大変私の好みの音です。




この2405はリビングルームのJBL3Wayから一時的に持ってきてますので何とかしないといけません。早速eBayで2405をあさってみたところ、外観は痛んでいるものの16Ohmの安いものがあったのでBuyItNowしました。(爆) 円高のため、2本で送料込み3万ちょっと。
あ、地震のとき危険な積み上げ状態はやめてます。このため、Scanspeak+リボンツイーターのSPは別室に移動しました。

日曜日, 9月 16, 2012

Klangfilm Siemens 6Ruf lsp22c SPボックス(続き)

Klangfilm Siemens 6Ruf lsp22cの2発入りBoxは表面下地を整えてオイル仕上げしました。
写真からはわかりにくいですが、まあ満足できる表面になってます。
はじめは結構臭かったオスモオイルの乾いていくときのにおいもほぼ収まってきました。
各部を軽くノックして強度が足りていない箇所を調べ、バッフル板の中央と後部の中央に補強桟を加えました。





補強桟は24x48mmの米栂材です。
現在は後面開放箱で使っている為、裏蓋はつけてません。裏蓋サイズの40mm 厚のスポンジを替わりに挟んでます。
引き続き出来るだけ聴き続けています。だんだんとわかってきた特徴の一つは聴取エリアが結構狭いこと。
SP軸上にぴったりと頭(両耳)の位置を合わせると鋭い分解性を示し、位置が外れると解像度がぐっと低下する気がします。つまり指向性が鋭い、解像度が高い音を聴きたいならサービスエリアが狭いようです。エリア内だと音の立体感がよく何というか非常に新鮮な音が聴こえます。
同一ユニットではないので憶測ですがシーメンスコアキシャル3発の角度をずらした「ワイドアングル」
の所以は同様の傾向を緩和する手立てだったのかもしれません。
今の設置位置だと椅子から立ち上がらないとベストポジションに入らないため、本気で常用するなら置き場所を考えないといけないかも。
それと、サブコーンは付いてますが、高域はすこし少な目。lsp28というツイーターがペアで売られている場合があるのは高域のレベル不足を補う意図があるのかもしれません。
ツイータを足してみるのも将来検討課題かなあ。
一方で、中低域はいい感じですね。

火曜日, 9月 04, 2012

SPは縦位置に変更

Klangfilm(Siemens 6Ruf lsp22c)のスピーカーの配置ですが、2発が横向きだと定位がよろしくない。
やっぱり縦置きに直しました。エージングとばかりに意識的に大きめの音を出してます。
位置変更で定位の変な感じは収まりました。だんだんこなれてきた感じです。
感覚的な言い方ですが、鳴らし始めから比べると上にも下にも伸びてきた感じ。
ソースはいつものiPod→ND-S1→自作DAC→自作プリ→50シングルです。
また、最近聴いてなかったClassicのCDも引っ張り出してます。


古いユニットですからエージングというよりはリハビリというほうが合っているかも。
何しろ1950~1957年頃のユニットですが古さは外観のみ。

月曜日, 9月 03, 2012

ESOTERIC p2s 1号機の修理

2台所有しているESOTERIC p2sですが、新品購入した1台もとうとうトレイの問題が出始めました。トレイがオープンしない、クローズしない。原因は駆動装置のベルトの劣化です。このほかにこのトランスポートが持っている問題の塗装もべとつき始めてます。
塗装は別の機会に何とかするとしてトレイ駆動ベルトをかけなおしました。純正のベルトは入手していないため、代替で別のベルトを2重掛けして対応。このベルトにアクセスするにはメインの基板に付いたコネクタを大量にはずす必要があり、あまりしたくなかったのですが仕方ありません。
2号機の修理時には、表示を行うためのケーブルを破損してしまい、曲番が表示されないままです。
まあ1号機は動きは無事元に戻りましたが、将来的には2台とも何か考えないといけないですね。
写真は撮らなかったので画像なしです。

前回の修理時↓
http://metalicglassdays.blogspot.jp/2007/09/p2s.html