水曜日, 10月 10, 2007

ESOTERIC P2s修理 対策の効果

底板に穴を開けて対策してからへそを曲げたかお灸に懲りたか
良い子になって一向に発生しなかった不調が、 久々に再発。
毎日CDを掛けていたが良い子にしていたので感心していたが持病が
再発した。先日の穴あけ対策からちょうど10日目だ。

さっきふと気が付くと閉まっていたはずのトレイが外にすべて出た位置に
出ている。もうこうなると回復作業をしないとこの位置に必ず戻る。
PlayボタンでCDをLOADさせても、 Closeを押してもいったん入った
トレイが出てきてしまい、演奏状態に入らない。
CDクランプ機構の位置センサーがベルトの緩みで正常に検出できず
クランプ動作開始にならないためにこの不具合状態におちる。
クランプ駆動プーリーの位置を少し動かすと解決する事はこれまでの
確認でわかっており、この回復作業を簡単に実行できるように底板に
穴を開けておいた。
この穴がないとP2sをラックから出して8本もの底板固定ねじをはずし、
プーリーを動かして回復させる手順が必要だ。実際にやるとこれは
えらい手間で、不具合の発生が 頻繁だとたまったものではない。
底にあけた20mm径の穴はこの手間を 激減させた。

回復作業は以下のとおり。
1. Closeを押して、トレイが完全に引き込まれた瞬間に電源OFF
2. 本体を10センチほど前に引き出す。
3. 底板の穴から指を入れ、 プーリーを少し廻してやる。
4.  P2sをラックの元の位置に戻す。
5. 電源SW ON 

回復操作はこれだけ。30秒もかからない。まったく狙い通りである。
この対策の効果は大である。

0 件のコメント:

コメントを投稿