先日手に入れたSonnar180mmF2.8 を実戦投入する前に、何とかしないといけないことが2つありました。
1つ目はKIEV-60の内面反射防止。
2つ目はかび臭くて耐えられない貼り革の除去です。
内面反射は植毛紙をミラーの裏と下側に張り付けて対策しました。
ミラーのヒンジ部に貼ってあった遮光ゴムもはがれてきていたのでモルトを貼って対策しました。
で、問題の貼り革です。
新品購入なのにかび臭がひどい。
さすがウクライナ製です。
ファインダーを覗くと鼻が貼り革のそばに行くのですが、とにかく臭い。どうも接着材自体から発している臭い。
これではたまりません。
で、剥ぎ取りました。
裏蓋全部の貼り革を消毒用アルコールをつけた歯ブラシでこすりながらはがします。
はがしたところにティッシュペーパーにアルコールを含ませているところ。
しかし、接着剤の残りが取れません。
この白いのが接着剤の残り。この残りが有る限り、臭いがなくなりません。
この接着剤はアルコールには溶けず、ゆるまずで本当に取り難かったです。
竹箸を楔状にしてこすっても竹箸が削れて行くのみでとれず。
そこで、カッターナイフでこそぎ落としました。
こそぎ落とし終わるとかび臭さが取れました。
勝手な想像ですが、膠系の接着剤ではないかと思います。
おそるべし、ウクライナの接着材といったところでしょうか。
このままでは何なので、手持ちの牛革を張ります。
先ずは両面テープ。 G-17 ボンドでも良いのですが、あれはあれで臭い。
長方形なのでさっと切り出した牛皮を張ります。
これで完成。
快適になった本体。鼻が近づく辺りにはあのカビ臭いにおいはなくなりました。
結果的に合成革から本牛革になったので、グレード感も上がったような気がします。
カメラ全体では、指のかかる前側の貼り革とペンタプリズムの貼り革は元のままで、
こちらからは依然臭いは出ていますが、裏蓋の発していた臭いほどはひどくないです。
これでKIEV-60+Sonnar180mmを持ち出す準備が整いました。
後は天気待ち。
Stereo Camera, 真空管, Tube Tester, EXAKTA, LEICA, JBL, Altec, LENS、気がつくと部屋には金属とガラスで出来たものが集まっていました。 このブログは時々その紹介をしながらのんびりやっていこうと思います。
土曜日, 9月 17, 2011
日曜日, 9月 11, 2011
Sonnar 180mm F2.8到着、鉄アレイみたい。
前々からぜひ手に入れたいと思っていたレンズが届きました。
Carl Zeiss Jena Sonnar 2.8/180mm
とにかく大きくて重いです。
6X6版の母艦はPentacon-sixではなく、ウクライナから来たKIEV-60TTLです。
レンズに付属のフードをつけるとなかなか精悍でかっこいいです。
隣に置いたのは銀塩35mmカメラのトプコンです。
大人と子供の差ですな。
到着して外観の状態を確認しましたが、丁寧な梱包でまったく問題ありませんでした。
レンズの色は薄紫色をしていますので、シングルコートはされているようです。
この縞々ゼブラなSonnarはシリアルナンバーからおそらくは1972年製とおもわれますが、
コーティングはSingleです。マルチコートの場合MC(赤文字)ですがこのレンズ銘にMC記載はもちろん無いです。
MC(マルチコート)のSonnarだともっと高額でちょっと手が出ませんでした。
とにかくおもい。筋肉トレーニングが必要です。
Carl Zeiss Jena Sonnar 2.8/180mm
とにかく大きくて重いです。
6X6版の母艦はPentacon-sixではなく、ウクライナから来たKIEV-60TTLです。
レンズに付属のフードをつけるとなかなか精悍でかっこいいです。
隣に置いたのは銀塩35mmカメラのトプコンです。
大人と子供の差ですな。
到着して外観の状態を確認しましたが、丁寧な梱包でまったく問題ありませんでした。
レンズの色は薄紫色をしていますので、シングルコートはされているようです。
この縞々ゼブラなSonnarはシリアルナンバーからおそらくは1972年製とおもわれますが、
コーティングはSingleです。マルチコートの場合MC(赤文字)ですがこのレンズ銘にMC記載はもちろん無いです。
MC(マルチコート)のSonnarだともっと高額でちょっと手が出ませんでした。
とにかくおもい。筋肉トレーニングが必要です。
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