金曜日, 11月 18, 2011

ステレオビビッド3台目

ステレオビビッドはすでに2台あるけれど、もう1台手に入れました。
このトッププレートの造形はいつ見てもすばらしい。
簡易露出板がついていて、絞りとシャッタースピードに連動してます。
なんて頭の良い人が設計したんだろうといつも感心してます。
被写界深度インジケーターが潜む距離計ダイアルもすばらしい。絞り値に連動して動くんです。
いつまで触っていてもあきませんね。
M3の空シャッターと遜色のないレベルでの満足感があります。
 
                 
誰も入札しないので、格安で入手。
 裏蓋のメッキが傷んでいるほかは問題なし。
TDCの印字がきれいに残っているので、カメラケースに入れて使っていたようです。
まあ、この革ケースが曲者で、腐食の源になる場合が多々あります。多分この個体もそう。
革ケースは下げ紐がちぎれていたし、かしめも傷んでました。


他の2台も同じなのですが、レンズの枠はアルミの表面が変色してます。磨いてきれいにはしましたが、
一部しみになりますね。 水準器は白というか、透明なタイプでした。
赤色の水準器より実際には見やすい気がしますが、好みでしょう。元々持っている2台は赤色と透明
と1台ずつでしたから透明2台となったわけです。

この手の古いステレオカメラは長期間フィルムを入れたままにしていたケースが往々にしてあります。
この個体もフィルムの通路に乳剤の溶けてくっついたところがありました。
丁寧に清掃して復旧。
また今度テストにもちだしますかねぇ。

3 件のコメント:

  1. 初めてまして、まさにおっしゃる通りメカメカしくて素敵なカメラですね。ステレオカメラこれで3台目の初心者ですが。
    ご面倒な質問ですがご存知でしたら教えていただきたいのですが、それはカウンターのセット方法です、取り説を読み返してもよく分かりません(英語力がないため)。
    スプロケットと直結してるようで、フィルムを入れた後ではセットすることができません、これはどこか故障があるのか何か別の方法でセットするのか悩んでいます。

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  2. 西尾さん、コメントありがとうございます。
    お問い合わせのStereo Vividのカウンターセット方法ですが、フィルムを入れて空送りの後、カウンターの円盤にある2箇所の突起(8と23辺り)に爪をかけて時計廻りに廻して29を指針にセットします。最初はちょっと硬くて回りにくいかもしれません。後は巻き上げごとにくるっと回ってカウントダウンしていくと思います。Stereo Vividはとてもよく出来ていて惚れ惚れします。

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  3. 有難うございます、初めてのメカは無理がきかずドキドキします。クラシックカメラは時として逆ネジ地雷を踏んで痛い目に合うものですから。アメリカのカメラはロシアカメラ程ネジは軟では無いと思いつつ踏ん切りがつかなかったのです。
    夜も遅いので明日挑戦してみます。

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