木曜日, 3月 21, 2013

Siemens lsp 初期モデル⇒訂正、Telefunken ラジオ用SP


フレーム形状は確かにSiemensの20cmの形。


ボイスコイルの引き出しは鳩目で止まっていて14g系統とは異なってます。


マグネットはDEWの大型のものがついてます。


フェノリックダンパーは3点支持で、2点支持の14g系とは異なっています。


コーン紙も14gの系統とよく似ています。3,3の意味は不明です。



捺印は1本は427、もう一本は4212でこれも意味不明です。
1942年7週と1942年12週かも。だとするとWW2の頃ですね。



背面にはトランスを載せていた跡があり、SP端子が板で押さえられるような形態をしてます。端子部分がただの板で、何かで抑えておかないと固定できてません。プラ板か何かで固定してやる必要がありますね。
VCの直流抵抗は14.5ohmですからインピーダンスは15~ohmといったところでしょうか。


肝心の音ですがSiemens 6Ruf lsp22cと同系統の反応がよくしっかりとした音が出てます。
おそらくはSiemensの映像システムかラジオに使われたものと思いますが確たる証拠はないなあ。


<訂正>
Siemensのlsp初期型と思ってましたが、Telefunkenのラジオ用SPだったみたいです。
Telefunken Super 165W 型ラジオの中に励磁タイプで同一フレームのものが搭載されてました。
WWII前のラジオ搭載スピーカーの系統に連なるもののようです。


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