金曜日, 9月 15, 2006

Wilgin Edixa IIIa Stereo Camera



この1954年ドイツ製ステレオカメラは露出計まで内蔵している。台数が少ないためか結構高価、要修理品を手に入れて整備した。私のところに来たときは、シャッターが時々しか落ちない状態だった。また露出計も不動。レンズには変なゆがみが見え傾けるとゆがみが移動した。前の持ち主が修理のつもりで大量に注油、なんとレンズ内に油がたまっていた。分解整備してようやく動作可能になったが、寒い時期の最初の1枚はいまだにシャッターが落ちないときがある。シャッターユニットの清掃をさらに繰り返す必要がありそうだが、完全分解まではやってない。 露出計は取り外すと昔のライカメーターに固定金具をつけたもの。メオプタ製。
次の写真は別のライカメーターを分解したところ。発電素子のセレンが死んでいるため、100円均一の電卓から太陽電池を移植する。手元のこのメーター3個はすべて要交換だった。実用には校正が必要だが未実施。

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