日曜日, 3月 18, 2007

LEICA M2 Summicron 2/50


LEICA M2とSummicron 2/50を買いました。

本体はFranceから買ったはずが、送られてきたのはSpainのバルセロナからでした。なぜスペインからなのか理由は不明ですが、ちゃんと届きました。
グッタベルカは大変良い状態です。クロームメッキの状態からは日常的に使ってきた個体の様であちこちがすれて光っているし、打ち傷も多数あり。が、ファインダーはまさに完璧な好コンディション(無限遠OK, 縦横ずれナシ、バルサム切れナシ)で、外はぼろでも中は完全動作な実用M2を狙っていたため大変満足しています。ただし吊環の片側が緩んでいて回ってしまうことだけ気になります。 早速、微量の接着剤で解決しました。吊環のこすれた痕が激しく付いていて、日常的に使われてきたことがわかります。
レンズは定番というか、1本は持っていたいということで、ズミクロンです。USから絞りが回りにくい物を安く買って整備しました。微量のベンジンで硬くなったグリスを緩め、さらに微量のOilを隙間に与えて根気良く廻していると完全に渋さが取れました。はじめの状態は、絞りを動かすと、沈胴のロックの方が回ってしまうほど渋かった。直ってよかった。
早速実写Test中です。

1 件のコメント:

  1. Film Testした結果、吊環のぐらつきは光線漏れを起こしてました。
    はじめに撮った2本のFilmはところどころ吊環とBodyの隙間からの光で感光してしまっています。3本目からはこのぐらつきを修理したので、もれなくなっています。前の持ち主は軍艦部分がつるつるに光るほどこのM2を使い込んできた挙句にこの光線漏れで手放したのかと勝手に想像してます。現在快調ですが、1回Filmの装填ミスをしてしまいました。大事な写真が撮れていなかったショックを味わってます。
    一方で、Summicronはびっくりする写りの解像度を見せていて、評判の片鱗を実感してます。

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