木曜日, 1月 17, 2008

Werraと交換レンズ

Tessar 50mm F2.8が付いた状態。
交換レンズ群。 左からCardinar 100mm F4.0, Tessar 50mm F2.8, Flektogon 35mm F2.8
Flektogon 35mm F2.8をつけたところ。
Cardinar 100mm F4.0をつけたところ。
フード兼用のキャップをつけたところ。人気のある緑色のバルカナイト。
黒か銀の場合が多いカメラで緑は珍しい。
今年最初の落札。ずっとひそかに買おうと思っていった旧東独のカメラをeBayにて。
なかなか手に入らない交換レンズ2種も一緒。東欧ポーランドから到着。
点検してみたが、特に撮影機能に大きな問題はないようだ。ケースも含めて
余り使用した感じがない。
ファインダーの見え方はうわさどおり良いが残念なことに視野枠周辺の部分に
プリズムの剥離によると思われるもやもやの箇所がある。
が、もちろん実用には支障はない。
このWerraはレンズ交換可能なので2型以降の型と思われるが、シャッターが
最速で1/500。良く見かける通常の3型、4型の1/750より遅い。
軍艦部分は初期型と同じ平らなものなので多分2型かと推測している。
識者の方に教えてもらいたいところ。
レンズシャッターはSYNCHRO-COMPURでZEISSのスプリングカメラでは
おなじみ。
巻き上げがレンズの根元をひねるというのは結構有名だが、シャッターと
絞りの設定も凝った構造になっている。
先端から列挙するとレンズ繰り出し、交換レンズのロック、絞りの設定リング&ロック付き、
シャッタースピード、ASA設定ダイヤル、フィルム巻き上げ、
最後に裏返すとセルフタイマーのレバーまで実に7つの
機構がレンズ周りに集中している。フード兼用のカバーでこのレンズ周り
全体を覆っているのはこれらの機構の保護の面もあると思われる。
どのリングも表面が大変きれいなアルミの削りだしでその材質と仕上げに惚れ惚れとする。
フード兼用キャップも肉厚を非常に薄くしたアルミダイキャストに削りだしの
飾りリングを付けたりしており、ともかく凝りまくり。設計したのはアルミフェチと勝手に断言
して差し支えないと思う。
明日以降の実写が楽しみである。

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